メモ帳

起動

メモ帳の起動はタスクバーのシャミメモアイコンをダブルクリックします

使い方

①[BOX xx]
 初めにBOXをクリックしてメモを保存するフォルダを設定します。
 メモ帳を使うには少なくとも1つのBOXの設定が必要です。
 指定したフォルダ名の最後が .key だった場合、㊙BOXとなりアクセスにパスワードが必要になります。
 BOX名は自動的にフォルダ名になりますが、BOXを右クリックして[いいえ]で進むと表示名を変更できます。
 BOXは右クリックで初期化できます。関連付けを解除するだけなのでBOXを初期化してもフォルダのファイルは消えません。
 BOXは左右に移動させることができます。移動させたいBOXをクリックしたあと[CTRL]キーを押しながら左右のカーソルキーで移動させます。
②[NEW]
 メモを新規に作成します。
③[DATE][ABC][ZYX][.Ext]
  ファイルの並び順を変更できます。更新日順、名前昇順、名前降順、拡張子順
④[DEL]
 メモを削除します。
 削除したファイルは基本的に「ごみ箱」に入りますがゴミ箱に入れられないファイルは削除警告が出ます。
 (削除警告はWindowsが出しているので詳細条件は不明です)
⑤[◀][▶]
 ファイル一覧とテキスト表示画面の境界線を移動させるだけのボタンです。戻る、進むボタンではありません。
 起動直後のWindowの大きさはこの境界線の位置と連動しています。
⑥[Unicode]
 テキストファイルをUTFでデコードして表示します。
 (ブラウザ表示中にこのボタンを押すと文字コードは自動判定されたものとなります)
⑦[JIS]
 テキストファイルをJIS(50222)でデコードして表示します。
 (BOMがある場合は無効)
⑧[S-JIS]
 テキストファイルをSHIFT JIS(932)でデコードして表示します。
 (BOMがある場合は無効)
⑨[EUC]
 テキストファイルをEUC(51932)でデコードして表示します。
 (BOMがある場合は無効)
⑩[HTML]
 ファイルをIE(Internet Explorer)で表示します。
 テキスト中の%エンコーディング(数値文字参照)された文字列はデコードされます。
 テキスト以外にも以下のファイルは表示できるかも知れません(環境依存)。
 ".jpg",".png",".gif",".bmp",".ico",".mp3",".m4a",".mov",".mp4",".pdf",".xps",".mht",".swf"
 ".wav",".wma",".mp2",".aac",".adts",".flac",".aiff",".mid",".ra",".amr",".ogg",".wv"
 ".avi",".wmv",".asf",".mpg",".m4v",".3gp",".m2ts",".rm",".ts",".vob",".flv",".divx",".mkv"
 ".asx",".m3u",".wpl",".cda",".ram",".webp",".weba",".webm"
⑪[EDIT][R/O]
 編集可能状態([EDIT])、編集不可状態([R/O])を切り替えます。
 特定の拡張子(拡張子なし, ".txt", ”.smt” ,".htm", ".html", ".🔐"など)は[EDIT]、それ以外は[R/O]が初期状態となります。
 テキストファイル以外を編集するとファイルが壊れてしまうので初期状態から変更する際にはご注意ください。
⑫[SAVE→]
 ファイルを保存します。
 ボタンが赤色の場合はテキストが変更されています。保存すると緑色に変わります。
 このボタンで保存すると保存日時が更新されます(自動保存では保存日時は更新されません)。
 保存する際の文字コードは右側のリストBOX(⑬)で指定したものとなります。
⑬保存文字コードの指定
 UTF-8(UTF-8 BOM有)※推奨
 JIS(ISO 2022 日本語 JIS X 0201-1989;日本語 (JIS-Allow 1 バイトかな - SO/SI))
 Shift-JIS(ANSI/コードページ932;日本語 (Shift-JIS))
 EUC-JP(EUC コードページ51932;日本語)
 UTF-7(UTF-7 BOM有)
 UTF-8N(UTF-8 BOM無)
 UTF-16(UTF-16 リトルエンディアン BOM有)
 UTF-16BE(UTF-16 ビッグエンディアン BOM有)
 UTF-32(UTF-32 リトルエンディアン BOM有)
 UTF-32BE(UTF-32 ビッグエンディアン BOM有)
⑭[9]
 巻き戻し。テキストを最初の状態に戻します(再読み込み)。
 巻き戻した直後は巻き戻す直前の状態に戻すことができます。
 このボタンはUndoではありません。Undoは[CTRL]+Zです。
⑮検索ボックス
 検索する文字列を指定します。.NETの正規表現が可能です。
⑯検索ボタン
 検索を開始します。検索は順方向のみです。
 検索は現在のファイルからファイルリストの最後まで行われます。
 現在のファイルよりも上のファイルは検索対象にならないので注意してください。
 ※[CTRL]+押下で次のファイルを続けて検索するかの確認が省略されます。
⑰[設定]
 メモ帳の各種設定を行います(メモ帳以外の設定はここではできません)。
[フォント(メモ帳)]
[TAB幅]
[背景色]
[フルパス表示]
[折り返しの停止]
[鍵を保持]
[HTMLで検索]

[拡張子の付与]
[WMPを優先]

[パレット初期化]
メモ帳の表示フォントを設定します。※1
メモ帳のTAB幅を設定します。※1
メモ帳の背景色を設定します。※1
Windowタイトルのファイル名表示をフルパス表示にする場合はチェックします。
テキストを右端で折り返さないようにする場合はチェックします。
これをチェックすると㊙BOX利用時メモ帳を一時的に閉じてもパスワードを聞いてこなくなります。
これをチェックするとHTMLファイル検索時、ブラウザを利用して検索するようになります。
.mhtなどブラウザでデコードが必要なファイルを検索する場合はチェックします。
これをチェックすると新規メモ作成時のファイル名に .txt を付与するようになります。
これをチェックすると音楽や動画の再生にWindowsMediaPlayerを優先的に使います。
v1.14までと互換性はなくなりますが、再生パフォーマンスは高いです。お好みで。
メモ帳の背景色選択パレットに作成したユーザー色を初期設定値に戻します。
※1 BOX毎に指定できます。選択しているBOXの設定が変更されます。
   BOXが未選択の場合は初期値が変わります。初期値と同じ値のBOXの値も変わります。
※2 これ以降は動作設定ではなく.smtファイル(後述)用の機能です。
[見出し]
[色]
[太字]
[下線]
[打ち消し線]

[AV画像の挿入] [表の挿入] [リストの挿入] [区切り線の挿入]
選択した文字列を見出しにします。
選択した文字列に色を着けます。
選択した文字列を太字にします。
選択した文字列に下線を引きます。
選択した文字列に打ち消し線を引きます。

画像(jpg, png, gif, bmp)/動画(mp4, mov)/音声(mp3, m4a)ファイルを挿入します。 表のスケルトンを挿入します。 リストのスケルトンを挿入します。 区切り線(水平線)を挿入します。

⑱[ぁ][あ]
 メモのフォントサイズを一時的に変更します。微調整したい場合は右クリックします。
⑲TAB幅
 メモ帳のTAB幅を設定します。⑰の[TAB幅]と同じものですが、より細かく調整できる要らない機能です。
⑳[メモ切替▶]
 付箋セットを次の付箋セットに切替ます(ボタンに「メモ」と表記していますが付箋セットの切替です)。
㉑スライドバー
 ブラウザ表示時に表示の拡大縮小をします。
㉒[画像Fit]
 ☑チェックされていると画像ファイルをWindowサイズに合わせて表示します。
㉓ファイル名
 変更するとファイル名が変更されます。
 編集した場合、変更確定前(フォーカスを移動させる前)であれば[9]ボタンで戻せます。
㉔テキスト表示
 ファイルの内容が表示されます。
 テキストファイルは編集できます(誤ってテキストファイル以外を編集するとファイルが壊れるのでご注意ください)
 記載されたURLはダブルクリックでアクセスできます。
 ファイルをDrag&Dropするとファイルへのリンクが貼られます。ダブルクリックで開くことができます。
 別のメモ帳のファイルへのリンクを貼ることもできます。貼り方は付箋の説明を参照。
 付箋と同様にチェックボックス機能も利用できます(こちらは行頭である必要はありません)。
 保存は別のファイルを選択した時、メモ帳を閉じた時、[Save]ボタンを押した時、シャミメモを終了した時に行われます。
 サインアウトした時、Windowsが終了した時も保存していますが、プログラムが強制終了されるため保存できない場合があるかもしれません。
 メモ帳を閉じてからシャットダウンしたほうがより安全です。
㉕ファイル一覧
 BOX内のファイル一覧が表示されます(最新のプレビュー版ではファイル名が . で始まるファイルは表示されません)
 ファイルを右クリックするとコンテキストメニューが開きます。
[複製]
[移動]

[別窓で表示]




[メモ帳で開く]
[クリップボードへコピー]
[ファイルを実行]


[フォルダを開く]
[リンクをコピー]

[タイムスタンプ変更]

[サブフォルダを表示]
ファイルをコピー(複製)します。
ファイルを別のBOXへ移動します(Drag&Dropでは移動できません)。
㊙BOXと通常BOX間の移動は移動ではなくコピーになります@ファイルが壊れたら怖いので
編集中のテキストをテキストビュワーで開きます。
別窓は表示専用です。表示しているテキストを渡して表示しているのでファイルとは無関係です。
ダブルクリックで背景色を変更できます。
編集・保存はできません。[INS]キーを押すと編集できるようにはなりますが保存機能はありません。
一応、閉じる際にテキストをクリップボードにコピーしてから終了しています。
メモ帳でファイルを開きます。変更の監視はしていますが他のファイルを表示した時点で監視は終了します。 
ファイルの内容をクリップボードにコピーします。
ファイルを実行します。
.NET的な実行なので、Windows上でファイルをダブルクリックした時と同じような挙動をします。
例えばテキストファイルを実行するとメモ帳で開きます。htmlを実行すればブラウザで開きます。
ファイルのあるフォルダ(BOXフォルダ)を開きます。
このファイルを別のメモや付箋から表示するためのリンクをクリップボードにコピーします。
他のメモや付箋にコピペするとダブルクリックでこのメモを開けるようになります。
ファイルのタイムスタンプを変更できます。
更新日付順[DATE]での並び順を調整したい場合はこの機能で更新日時を調整してください。
サブフォルダのファイルリストを表示します。
基本的にサブフォルダは別のBOXに割り当てて使って欲しいのでオマケ機能のようなものです。

 PCのファイルをファイル一覧にDrag&DropするとBOXに移動できます([CTRL]キーを押しながらDropするとコピーされます)。
 逆に、ファイル一覧のファイルをメモ帳の外にDropすることはできません。
暗号化ファイル

 ID.keyのようにフォルダ名の最後が .key のフォルダをBOXに設定するとそのBOXは㊙BOXとして扱われます。
 ㊙BOXでは作成したテキストファイルが暗号化されて保存されます(暗号化されるのはテキストファイルのみです)。
 また、通常フォルダでもファイル名の拡張子が .🔐(U+1F510)のテキストは同じく暗号化されて保存されます。
 ㉓ファイル名欄で拡張子を.🔐に変更するだけです。🔐の入力は(日本語キーボードなら)[CTRL]+\で可能です。
 但し、絵文字のためネットワークドライブなど一部のファイルシステムでは利用できません。

IEでのHTML編集

 HTMLファイルをブラウザで表示している時に[R/O]ボタンを押して[Edit]に切り替えると編集モードになります。
 IEを編集モードに切り替えているだけなので文字の編集くらいしかできません。
 ※IEによりHTMLタグが自動的に再フォーマットされるため表示が崩れることがあります。
  初めて編集する際はファイルを複製してから[R/O]ボタンを押したほうが良いかもしれません。
 [Edit]ボタンを押して[R/O]に戻すと変更が保存されます。
 テキストファイルの編集のように自動での保存はされないので変更を反映するには必ず[R/O]に切替てください。
 逆に、[R/O]に切り替えず他のファイルを表示させることで変更を破棄できます。

SMTファイル

テキストファイルに画像を埋め込みたい時に使います。
テキストファイルの拡張子を.smtに変更することで利用できます。㉓のファイル名の最後を.smtに変更します。
挿入はカーソル位置に行われるため、挿入したい場所にカーソルを移動させた後(※)、Drag&Drop(または設定ボタンAV画像の挿入)で埋め込んでください。
挿入できるのは、".jpg", ".png", ".gif", ".bmp", ".mp4", ".mov", ".mp3", ".m4a" です。
特殊なファイル形式ではなく、只のテキストファイルなのでテキストエディタで編集可能ですが、リンクを貼っているだけなので元のファイルを移動・削除しないでください。

この他にも、文字に色をつけたり太字にしたりできます。
変更したい文字列をマウスで選択(リバース表示)して⑰設定ボタンの項目を選んでください。

※SMTファイルはファイル選択時ブラウザ表示となります。
 再編集する場合は⑥Unicodeボタンを押してテキスト表示にしてから編集してください。

HTMLタグ(IE10互換)を手書きすれば捗りませんが色々可能です。
副作用としてHTMLでエスケープが必要な文字(<(&lt;) >(&gt;) "(&quot;) &(&amp;))は直接書けなかったりしますが、日本語の文章を書く範囲ではほぼ気にしなくてよい(大抵は気にせず書いても大丈夫)です。

戻る